壁や家具を傷つけない!地震対策で簡単に家具を固定する方法について
地震から家具や大切な物を守ろう!
世界における日本での地震の割合は18.5%を占めます。更に家具や動いたり倒れてしまう可能性がある震度5以上の地震は2022年において15回も発生しています。
1995年(平成7年)に発生した阪神・淡路大震災では46%、2004年(平成16年)に発生した新潟県中越地震では41.2%、2008年(平成20年)の岩手・宮城内陸地震では44.6%、2016年(平成28年)の熊本地震では40.0%…このパーセンテージは家具の転倒や移動による負傷者の割合になります。大地震において常に40%以上の方が家具によってケガをしてしまっている現状は放っておくことは出来ません。もう一度、自宅に置いてある家具を確認し、危険予測してみましょう。
家具の固定は万全ですか?
家具を安全な状態にしておけば40%もケガのリスクを減らせるということになります。そのためには家具の固定が不可欠になりますが、固定方法には様々な方法が存在します。
固定の前にまずは収納方法の確認です。重たいものは下の段に置きましょう。また、レイアウトも大切です。家具が倒れたと仮定したとき、その先に寝具はありませんか?脱出用のドアを塞いでしまいませんか?自宅であっても避難経路はしっかりと確保しておいてください。家具にガラスの窓がついていればガラス飛散防止フィルムを貼ったり、扉解放防止器具をつけておけば、より安全です。
家具と天井の間があまりない場合にはつっぱり棒が有効です。こちらはテープも金具も使用しないため、壁紙を傷つけたり、はがれたりする心配はありません。
このつっぱり棒と併せると効果的なのが、耐震ジェルマットです。対応震度によって価格はもちろん変化しますが、ご購入の際は対応震度7のものを選択すると間違いないでしょう。また耐震ジェルマットには対応年数がありますので、長く使用して劣化している場合には交換が必要になります。劣化するとジェルが硬くなり、耐震性能が落ちると同時に壁や家具にジェルが張りついてしまい、剥がすのが大変になってしまいますので注意してください。
最後にご紹介するのが家具の転倒やズレに一番効果が高いとされるL型金具です。これは壁紙の向こうに柱があり、しっかりと金具で固定できるのが条件になります。そのため、壁紙の向こうに柱がなく、コルクボードだけに固定している状態であれば安全性が確保できないため、その場合には違う方法で固定することをお勧めいたします。
固定力では劣りますが、柱がない場合や壁や家具に穴を開けるのが難しい場合にはテープ式がお勧めです。
L字型だけでなく、家具の色や省スペースを意識するならT字型の耐震ストッパーもお勧めです。
今回、紹介させていただいたのは気軽で簡単に家具固定が出来るアイテムです。なぜなら地震対策をまだ始めていない人に少しでも興味を持っていただきたいと思うからです。大地震は誰もが経験している訳ではありません。経験者は既に正しく恐怖を知り、対策をしているに違いありません。しかしながら経験がない方にイメージすることは難しく、実感がないのは当然のことです。今回のブログで、わずかでも地震に対して危機感を感じ、地震対策を始めていただけたら嬉しく思います。
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