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地震対策グッズで安心!家具(タンスや棚など)から自分の身を守りましょう!

大地震が起きたときの被害について

 

地震対策は大丈夫ですか?

みなさんは大きな地震が来るたびに防災を意識し、防災グッズを整えたり、家の整理・整頓や家具の固定などに注意されていることと思います。

大地震の被害についてですが、1995年(平成7年)に発生した阪神・淡路大震災では死者が6,432名でその1割、負傷者の46%が家具の転倒によるものでした。

2004年(平成16年)に発生した新潟県中越地震では41.2%、2008年(平成20年)の岩手・宮城内陸地震では44.6%もの割合の人が家具の転倒、落下、移動により負傷しています。

その都度、防災に対して意識が高まり、対策を立てている家庭が増えているにも関わらず、2016年(平成28年)の熊本地震では40.0%(高層マンション)、29.2%(一般住宅)もけが人が出ています。

https://youtu.be/PbYR6ofTwgM

 

 

家具によるけがを防ぐ方法について

それでは実際に何をすれば家具によるけがを防ぐことが出来るのでしょうか?

動画の中にも説明がありましたが、方法として大きく分けると3つあります。

1.集中収納と収納方法の工夫

リビングや寝室にあるコンテナや3段ラックなどをすべて物置や階段下収納などに集中して収納することです。普段生活するうえで、過ごす時間の多いリビングや寝室から物がなくなれば、それだけリスクを軽減することが出来ます。

収納方法については重たいものが下、軽いものは上にしまうようにしましょう。落下によるけがのリスクが減るほか、重たいものが下にあれば家具が安定し、転落しづらくなります。

2.レイアウトの工夫

いつも寝ている場所の周囲に、倒れてけがをしてしまいそうな家具は置いてありませんか?倒れてくる方向を予測して家具を配置するようにしましょう。

家具のレイアウトをどのようにすれば良いかの説明

それからもう一つ大切なのは避難経路の確保です。どの施設に行っても避難経路というものは設定されており、その避難経路には余計なものは置いておらず、十分なスペースが確保されているかと思います。それは家にいても同じことです。火災や倒壊の恐れがある場合、家の中に閉じ込められ、被害にあう方も少なくありません。必ず、家具が前に倒れることを想定してドアの前に大きな家具を配置しないようにしましょう。

避難経路を考えた家具の配置方法

地震対策グッズ(家具転対策器具)で固定する

対策グッズは様々で家の壁の状況や天井と家具の高さ・大きさなどで使用するアイテムが変わってきます。ここでは大きな分類に分けて、実際にある商品を紹介しながら進めていきます。

L字型

地震対策で使うL字型金具の正しい取りつけかた

家具の転倒防止には一番効果的だと言われています。しかしながら壁に柱がない場合は強度がかなり下がってしまうため、設置する場所が限られてしまいます。また賃貸の場合には壁に穴を開けるわけにはいきませんので、ネジ固定は使用できません。

お勧めなのは、コルクボードでも賃貸でも安心して使用できるテープタイプのL型またはT字型の家具固定器具です。

L字型家具転倒防止グッズ6個セット L字型転倒防止器具を使用しているタンスや棚の写真

 

L字型家具転倒防止キットの詳細はこちら

 

外観を損なわないように半透明になっているのもお勧めポイントです。ネジ式と比べれば強度は落ちますが、写真のようにサイドから固定することも可能なので、強度の調整を図ることは可能です。

T字型

L字型は支える部分がある程度長くないと強度を保てないのと、L字部分に金属を使用しているため、家具の種類によっては目立ってしまう場合があります。T字型は同じ面積で固定していても半分は家具に隠れてしまうため、外観を気にされる方へお勧めです。

T字型耐震ストッパー6個セットの紹介写真 T字型耐震ストッパーを家具に使用している写真

 

T字型耐震ストッパーの詳細はこちら

 

こちらは素材が白なので、家具が白い場合にはほとんど目立たないのでお勧めです。L字型には一部金属が使われていますが、こちらは金属を使用していないのでナチュラルな印象を与えます。

 

・ポール式、ストッパー式

ポール式、ストッパー式耐震器具の説明

ポール式とストッパー式は両方をセットで使うと強度がL字型くらいになります。L字型やT字型は壁に穴を開けたり、粘着テープを使ったりしますが、この2種類は一切テープを使いません。

 

家具転倒防止用つっぱり棒2本セットの紹介写真 つっぱり棒の高さ調整の説明

 

家具転倒防止用つっぱり棒の詳細はこちら

 

こちらはつっぱり棒の長さに限界があるので、天井近くまで家具の高さがないと役に立ちません。しかし使える場合は両端をこの器具で支えてあげれば、かなりの強度になります。

 

ストラップ式、マット式

ストラップ式とマット式の家具転倒防止対策の説明

ストラップ式はL字型やT字型と使い方は一緒になります。マット式はかなり前から有名だったと思いますが、今では100均とかでも普通に扱われるようになりました。しかしながら使用期限があり、年々耐久力は下がってきますので、定期的な交換が必要となります。小さめの家具や家電などには重宝しますよね。

 

ガラス飛散防止フィルム、扉解放防止器具

ガラス飛散防止フィルム、扉開閉防止器具の説明

 

地震発生後に割れたガラスでけがをされる例が多いそうです。ガラス飛散防止フィルムは片面だけではなく、両面に貼ることで効果が高まりますので、面倒ではありますが両面への貼り付けをお勧めいたします。

扉解放防止器具はかなりたくさんの種類があります。自分の好みでデザインを選んでみてください。最近では新しい住宅には標準装備されていることも多く、より防災に対する安全性は高まっています。

 

 

定期的に家具の状態を確認するようにしましょう

 

ほとんどの方は大きな地震が発生した後に関心が高まり、防災グッズの見直しをします。その場合、数年空いてしまう場合があるため、食料の備蓄がダメになってしまったり、新しい家具には転倒対策をしていなかったり、転倒防止マットの使用期限が過ぎていて耐久性がなくなってしまう場合などがあります。例えば毎年、訪れる防災の日や覚えやすい日を設定して、その日に防災グッズを見直す日にされてはいかがでしょうか?

不定期ではなく、定期的なメンテナンスをすることで自分の命、または大切な家族の命を守ることにつながります。一緒に防災への意識を高め、いつ来るかもわからない大地震に備えていきましょう。

この記事を書いた人

セセリ ナオ

手術室、ICU、CCU、循環器病棟の経験を経て、現在では産業保健の分野で保健師をしています。人間ドック健診情報管理指導士(人間ドックアドバイザー)の資格を有し、10年以上も食事や運動など生活習慣改善に向けた特定保健指導を実施しています。
専門の知識を生かして地元のミニバスケットボールチームに関わらせていただき、子供達の成長を一緒に見守っています。

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