上がり続ける電気代！もう勘弁して！

2023年の6月から大手電力会社が更に14％から42％の値上がりを発表しました。これに伴い、家庭での電気料金の支払いが厳しくなり、節電対策に頭を悩まされる毎日だと思います。

電気代が上がれば、食品業界だってコストを上げざるを得ないため、食材費も高騰します。余暇活動にも影響してきます。

もっと辛いのは医療機関です。保険診療を行っている医療機関は値上げすることが出来ません。冷暖房も医療機器も患者の安全・安楽を守るために必要なものです。全国的に今、医療機関は人材不足と光熱費の問題で経営がかなり厳しくなっています。

このように皆さんの生活を支える電気が今までのように使いづらいなると暑い夏や寒さの厳しい冬をどう乗り越えていけばいいのでしょう。

電気代を減らすにはどうしたらいいか？

まずは実態を知りましょう！

夏の消費電力内訳

冬の消費電力内訳

参考資料：省エネルギー政策について｜省エネルギー・新エネルギー｜資源エネルギー庁 (meti.go.jp)

消費電力の内訳を見て割合が大きい数字から対策をしていけば効率よく節電が出来るってことですよね。

エアコン

言わずと知れた設定温度の変更はすぐに対策できます。部屋をキンキンに冷やしてしっかりとした掛け布団をかけて寝る男性が周りにたくさんいるんですけど、本当に勘弁してください。家族に怒られますよ…

長期間使わない場合にはコンセントを抜くことも大切です。表を見てわかるように待機電力も塵も積もればいい数字になるんです。久しぶりに使うときはまずフィルターを掃除してから使用しましょう。エアコンの効率化を図るとともにハウスダストによるアレルギーも解決します。

風量を弱めて扇風機を利用するのもよく知っている方法だと思います。

冷蔵庫

設定温度を高ではなく、中や小、おまかせにするだけでかなりの節電効果があります。

冷蔵庫の外に余計なものが落ちていないか確認してください。隙間がないと放熱を頑張ろうとして電気代がかかってしまいます。

冷蔵庫はスカスカ、冷凍庫はびっしりが電気代が安く済みます。冷蔵庫は知っている人が多いですが、冷凍庫は逆だと覚えておいてください。

その他いろいろ

冬はシャワートイレのコンセントを抜いて便座カバーで対応するとかなり節電効果が上がります。

照明はすべてLEDに切り替えます。

給湯機は使う直前まで電源を切っておくようにします。

使わない家電のコンセントは抜いておきます。束ねるのに便利なアイテムがありますので紹介しておきます。

コードクリップの詳細はこちら

もう一つは省エネ家電を思い切って買うことです。電気代の価格が高騰してから家電は省エネを徹底的に追及しているので、10年以上前のものとは性能に大きな差があります。長い目で見れば節約につながるので懐に余裕があれば検討しましょう。

あと大切なのは電力会社の選択です。電力自由化が始まって以来、たくさんの会社がしのぎを削ってきました。競争相手が多ければ多いほど、そこには選択の自由が生まれます。より安く利用して、より高く売電できたほうがいいに決まっていますが、様々なサービスがあるので、自分に見合った会社を選択しましょう。