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防災グッズを見直して大切な命を守りましょう!(地震発生時と地震発生後に役立つ防災グッズについて)

防災グッズを見直していますか?

 

1995年:阪神淡路大震災、2004年:新潟県中越地震、2011年:東日本大震災、2016年:熊本地震、2018年:北海道胆振東部地震など大きな被害をもたらした地震は記憶に新しいと思います。だいたいの方は大きな地震が起きたあとにホームセンターなどに行き、防災グッズを準備したり、今ある防災グッズを見直したりすることでしょう。

いざ自分が大地震に襲われたとき、あなたの準備した防災グッズは大丈夫でしょうか?

防災グッズの見直しの頻度は明確に決められている訳ではありませんが、1年に1回という言葉をよく耳にします。1年に1回、日にちを予め決めておくと良いかもしれません。私は忘れないように9月1日に設定しています。これは9月1日が防災の日と定められており、メディアでも防災に対する情報が増えるため、忘れずにできるからです。ちなみに9月1日は1923年(大正12年)の9月1日に関東大震災が発生したことが由来です。

 

 

地震発生時と地震発生後に必要な防災グッズについて

 

地震発生時

地震発生時に必要な防災グッズはとにかく「命を守るもの」です。具体的には家具転落防止グッズと火災対策グッズの2つです。

家具転落防止グッズと言えば

地震対策の開き戸ロック

・開き戸ロック

こちらは最近の住宅では標準装備になっていることも多いかと思います。大地震の際は開き戸から皿や調理器具が落ちてくるため、開き戸をロックしておくことは大切です。特に小さいお子さんの場合は落差があるので頭にぶつかると大変危険です。

耐震マットを使用している大きなタンス 耐震マットを使用している小物アイテム

・耐震マット

タンスの下に敷く長いタイプや小物の家電やガラス製品などに使う四角いジェルマットなど、今ではかなり有名になっている商品です。ホームセンターだけでなく、100均などでも取り扱っており、気軽に使用することが出来ます。大きな地震でも転倒を防止することが出来ますが、製品によって大きな差があり、弾力性や耐久性、耐震認定の有無などに違いがあります。購入の際は注意して購入しましょう。

壁に設置してある常備灯

・常備灯

大地震はいつ来るのかわかりません。夜間の場合は大地震と同時に停電が起きます。その際にいつも決まった場所に常備灯が置いてあると安心します。常備灯でなくてももちろん構いませんが、経験上、使いたいときになぜか無くなっていることが多いです。家族と情報を共有することも大切なため、やはり決まった場所にライトがあるのは心強いです。

 

地震対策で使うつっぱり棒 地震対策のつっぱり棒が長さ調整できることを説明した写真

・つっぱり棒

こちらは取り扱いのある商品になりますが、天井と棚に設置する地震対策用のつっぱり棒です。耐震ジェルマットと併用すると更に効果があります。壁に穴を開けたり、持ち上げたりする必要がないため、扱いやすいですが、長さ調整に限度があるため、天井と棚の長さをしっかりと測って使えるかどうかを確認する必要はあります。

 

詳細はこちら

 

火災対策グッズといえば

火災発生時のための消火器
・消火器

自宅に置いている人と置いていない人がはっきりと分かれる商品です。地震が発生したとき、小さな揺れのうちに火の始末をしますが、間に合わなくて大地震になってしまった場合、火の始末よりも命を優先させます。自分の身の安全を優先にし、安全な場所に避難してください。揺れが落ち着いたあと、周囲の安全を確認した後、火災が発生した場合は消火グッズを用いて初期消火にあたってください。火が天井に回ると消火が難しくなってしまうので、迅速な対応が必要です。消火器または消火シート、消火ボールなど様々な消化グッズがありますので、検索してみてください。特に用意がなければ、濡れたバスタオルを絞って出火場所にかけると小さな火災であれば消火できます。

 

 

地震発生後

防災グッズの中身

大地震が起きた後に起こるのはライフラインの停止です。公的な援助が開始するまでは自分の身は自分で守らなければなりません。持病があって内服薬が必要な方、乳児がいてミルクやオムツが必要な方など各家庭に応じて必要なものは違います。そのため、防災グッズに正解はありません。

必要なことは優先順位に沿って物品を準備しておくことです。優先順位については

1.命に関わるもの

飲料水・非常食(3日分)、医薬品・衛生用品、お薬手帳、貴重品・現金、

飲料水については長期保存水でなければ賞味期限が短いため、非常食を含め、定期的に使用して入れ替えることが大切です。医薬品については公的な援助が再開しても通常通りの処方は難しいため、3日ではなく1週間程度と多めに準備しておくことをお勧めします。また、乳児の場合は粉ミルクを溶かすのに70℃以上の熱湯が必要です。ライフラインが止まり、電気も使えない状況であれば、カセットコンロやアルコールランプのようなものがありますが、お勧めの固形燃料用コンロもあります。固形燃料は100均でも気軽に使えて準備も片づけもとっても楽です。またカセットコンロに比べれば電池やガスを使用しないのも気軽です。

災害やアウトドアで役立つ固形燃料用コンロの紹介写真 固形燃料用コンロの特徴を紹介した写真

詳細はこちら

 

2.自宅が使えなくなった場合に必要なもの

衣類・防寒具、軍手、雨具、カイロ、扇子(小型扇風機)、懐中電灯、携帯ラジオ、電池、簡易トイレ

3.避難所生活が長期化した場合に必要なもの

着替え、寝具、タオル、ティッシュ、ウエットティッシュ、ビニール袋、食器類、生理用品

4.避難生活を快適にするもの

携帯マクラ、安眠マスク、耳栓、お菓子、裁縫セット、自転車

で考えましょう。

 

 

 

この記事を書いた人

セセリ ナオ

手術室、ICU、CCU、循環器病棟の経験を経て、現在では産業保健の分野で保健師をしています。人間ドック健診情報管理指導士(人間ドックアドバイザー)の資格を有し、10年以上も食事や運動など生活習慣改善に向けた特定保健指導を実施しています。
専門の知識を生かして地元のミニバスケットボールチームに関わらせていただき、子供達の成長を一緒に見守っています。

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