アクセサリー作り、小物修理、ホビー作成に役立つミニバイスについて
ミニバイスは何に使うのか
主に
・アクセサリーを塗装した後の乾燥
なかなか乾かないし、塗料が手についてしまい、後から一生懸命洗わなくちゃならないあの手間がなくなります。
・時計や小さな基盤の修理
片手が塞がっているのに、小さなネジがどこかへ行ってしまったり、くるくる動いてしまってイライラすることがなくなります。
・プラモデルの接着
接着剤でプラスチックをくっつけた後、手にくっついて塗料も剥げて塗りなおしたらムラが出来てせつなくなる、なんてことも解消されます。
それだけでミニバイスがお勧めだっていうことがわかると思います。
ミニバイスは小さな万力のことです。万力は学校の授業で使うことがあったかもしれませんが、日常生活の中でなかなか使用しませんよね。実は気づいていないだけで家にバイスがあると便利なことって沢山あるんです。
上記のような横バイスの使用方法はかなりシンプルです。
1.材料をバイスにセットします(開口よりも大きいものは使えません)。ちなみに上記ミニバイスは5㎝までです。
2.ハンドルを回して材料を固定します。締めるときは時計回り(右回り)です。固定のときに注意が必要なのは材料を壊してしまうことです。ガイド(薄い木材やプラスチックなど)を使うことで破損を免れたり、安定した固定が出来ます。バイスが初心者の方は最初に締める動作と緩める動作を確認しましょう。大切な作品に傷がついたら悲しいですもんね。
3.材料に対して塗装、研磨、加工等を行います。
4.ハンドルを反時計回り(左回り)にして緩めます。材料を取り出して完成です。 |
2種類のガイドがあるため、1つのミニバイスで様々な形状に合わせることが可能です。両手が使えるので精密な操作が可能です。
その他にも違うデザインのミニバイスや大きいバイスも存在します。用途に応じて使い分けましょう。
バイスの種類
使用する目的が小さなアクセサリーや時計、ホビー以外だとしたらミニバイスでは心もとないかもしれません。デザインや機能性が様々なので、ピンとくる説明や画像があったら検索してみてください。
横バイス(リードバイス)
名前の通り、横向きの状態で材料を固定するタイプです。学校の工作室などでよく見かけるデザインで、ボルトとナットで固定されていることが多いです。写真のデザインは底面が吸盤になっており、真ん中くらいにあるボールの影響でフレキシブルな動きが可能です。
取り付けバイス(ベンチバイス)
取り付けバイス(ベンチバイス)は作業台にクランプして取り付けます。横バイス(リードバイス)はボルトやナットでしっかりと固定している場合がありますが、こちらは取り外しが可能なため、素材によって作業場所が屋内や屋外など自由に変更できます。
C型クランプ(シャコ万力)
材料を安全かつ確実に締めることが出来るクランプです。C型クランプの他にもF型、ばね、クイック、コーナーなど沢山の種類があるのですが、家で楽しむ程度であればC型クランプだけ知っておけば問題ないと思います。
基本的には材料につけた接着剤を乾燥させるために使用するのが主な使い道になります。最もシンプルな構造で使いやすいアイテムになります。面積の多い材料に複数のC型クランプを使う場合もあります。
終わりに
バイスで気にしてほしいことが2点あります。
1つは材料を挟む際に横幅がバイスを超えないようにすることです。バイスの幅を超えると固定が不安定になり、十分な効果を得られません。
もう1つはバイスやクランプの材質です。アクセサリーやプラモデルなどに使用する分にはこだわる必要はありませんが、火を使ったり高熱になる場合には「スチール製」、締め付けを強くしたい場合には「ダクタイル鋳鉄」、切削加工には「ねずみ鋳鉄」、両方を兼ね揃えた「特殊鋼」など様々な用途に応じて使い分ける場合があります。
今まで説明してきたように材料や用途に応じて適切なバイスを選択すれば作業が快適になります。簡単な内容ではありましたが、少しでも参考になり、皆様の趣味や生活が豊かになることを祈っております。
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